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2014年12月15日 (月)

「産声」

ストリングの伴奏が感動的な、割と王道的な印象の曲だと思います。しかし、歌としては難しい言葉を使っているわけでもないのですが、様々な感慨が織り交ざった複雑な心象の歌であるように思います。

「産まれは何処の国」と、国籍又は国というものを問題にした歌、かと思いましたが、どうももっと根源的なことを歌っているようです。
産まれるということの感動、そして何もかもがこれから始まるという原初の新鮮な気持ち、そういうものは普通覚えているわけもなく、しかし完全に失われたわけでもなく、誰もが心の原点として持ち合わせているものだと思います。
赤ん坊に戻りたい、何もかもリセットしたい、という現実逃避ではなく、「時は戻らない 続きを編むだけ」と覚悟して、もう一度心を新たにやり直したいという気持ちを歌っているのだと思います。

「どれも都合良く呼び戻せるはずもなくて」と繰り返されるように、決して軽い気持ちでやり直せると思っているわけではなく、むしろ悲愴感が漂っていると思いますが、それでも投げ出したりせずに前に進もうとしている歌であるように思いました。

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