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2014年12月28日 (日)

「身体の中を流れる涙」

ずっしりと沈み込んでいくような曲調に「私は涙でできている」という極端な述懐、こんなにつけ入る隙が無いくらい落ち込んでいる歌は久しぶりな感じがします。一体何があったのか、とあれこれ想像してしまう曲だと思います。

「身体の中を流れる涙」ということで、おそらく涙は身体の外を流れておらず、むしろそれを封じこめるような雰囲気であり、「なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません」と外から干渉を拒否して、内へ内へと向かっているように思います。
「私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない」、「命よりなお長く 誓いは生きる」というフレーズから「あの人」はもういなくて、誓いだけが永遠になってしまった、そんな情景を想像しましたが、そういう、もう取り返しのつかない、自分の心の中でだけでしか決着をつけられないことを歌っているように感じました。

サビのくぐもった歌い方や、聞き取りづらいコーラスなど、単に恋愛をこじらせたというより、消えない喪失感を抱え込んで整理のつかない心模様を歌った曲だと思います。

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