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2010年8月29日 (日)

「愛情物語」

喉だけで歌っているような不思議な歌声と、突き放しているような独占欲が強いような屈折した愛情、ハードな曲調ながらもヒステリックな雰囲気もあり、裏も表もないようで、それでいて解釈が難しい、感想を書き難い曲です。

何だか事情がありそうな、一種の自己犠牲的な愛情をドラマチックに描いている、とも解釈できますが、その事情には触れられないため、聴く方としては想像するしかない、或いはリスナーの想像を膨らますような構成にすることにより、リスナーがいやがうえでもドラマを感じ盛り上がる、そういう性質の曲であるようにも思います。
しかし、筆者はややついていかなかった、とでも言うか、その物語をありありとは想像できなかったため、何だか一生懸命語ってくれているんだが、しかし悪いんだけど何べん聞いても頭に入らない、そんな人の話を聞き流しているような少し空々しい感覚になってしまいました。

タイトルにあるような物語を感じることができるか、それによって大分感想が変わってきそうな曲だと思います。

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コメント

 こんばんは。

 この作品は、テレビ朝日系水曜9時からの刑事ドラマシリーズのひとつ、「はみだし刑事・情熱系」の第2シリーズの主題歌である。「はぐれ刑事・純情派」をやっていた枠で、最近では「相棒」がヒットした枠である。
 その中で、「はみだし刑事」は、割と地味。
 第1シリーズの主題歌は、コメントを付さなかったけれど、やはり中島みゆきで「たかが愛」である。
 いわゆる「みゆき信者」に近い私が、あえて批判的なことを書けば、この曲とドラマの関係は、ストーリーの作り方が近すぎて、失敗だと思う。
 第1シリーズと「たかが愛」は、テーマがリンクしながら、ドラマが具体的なストーリーを作っていたのに対し、主題歌は心情を歌っていたので、まだ良かった。しかし、第2シリーズとこの「愛情物語」は、どちらも物語を作っていて、ドラマの設定がなければ曲がどういう状況なのかよく分からないし、ドラマの設定ありきで聞いてしまうとそれに縛られてイメージが膨らまない。
 これは中島みゆきがドラマに近づきすぎた失敗例だと思うのだが、中島みゆきがどこまでドラマを知っていたのか、もちろん私には分からない。
 また、ドラマの制作側に中島みゆき好きがいることは、「命の別名」のコメントに書いた野島伸司の例もあるとおり、他にも例があることであるが、このドラマも主人公である柴田恭平の娘が「みゆき」だったりして、どうも「みゆき信者」に近い人間が、中島みゆきの主題歌ありきで作ったような匂いもする。
 中島みゆきはすごい人だし、ドラマの主題歌を依頼するのはいいことだと思うけど、思い入れが強すぎるのが見えてしまうと、どうも世界が狭くなって面白くないな。

「いやがうえ」とは何ですか?

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