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2009年5月10日 (日)

「C.Q.」

8分近くもある曲なのに、何を言っているのか殆ど一言、二言しか聴き取れない、又は聴き取ることはできても憶えていられず、聴き終わったら結局何も残っていないような、そんな寂しい虚しい余韻がある曲だと思います。

この歌では、話とはそれ自体が目的であり意味であるようで、大袈裟に言えば話をして聞いてもらうことが自己の存在証明であり、人とのつながりを確かめる術であるかのように描かれていると思います。
むしろ、話の目的だとか結論などの、いわば理論的で実用的な部分は、何かのナンバーやIDと同様に無機質で虚しいことなのかもしれず、そんなことよりもただ聞いて欲しい、聞いてみたいという思いを切々と綴っているのかと思います。

どちらかと言えば筆者は話の筋や方向性がはっきりしないと気が済まない性格で、咲いていた花やボールを拾った話の羅列をただ聞くのは苦痛に感じる方です。しかし、この歌の滴っては蒸発していくような思いが綺麗で虚しく、心地よいものであるように感じました。

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コメント

はじめまして。何となく書きたくなって書いています。
この曲を初めて聞いたのは高校生でした。
色んな知識がないまま聞いていたので、歌詞もさっぱり意味が分かりませんし、すごくぼんやりしたイメージで、物理か、概念、もしくはその両方で遠くにいる人を想っているのかな?と考えていました。
少ない歌詞の意味と、温かい印象の歌い方から、本当に何となく。

今は、C.Q.C.Q.が無線用語で『不特定への呼びかけ』と知っているので、日常生活で空気のように消えている声(気持ちや想い)を受け止めてくれる誰かがいて欲しい、と返事はないけれど呼び続けている情景と分かります。
それから、これは見当違いかも知れませんが、当時からC.Q.C.Q...がネット回線の呼び出し音に聞こえてならなかったんです。
アルバムが発表された時代から考えると、アダルトで一世風靡したダイヤルQ2を揶揄しながらも、バカなことと分かっていてもハマったりすがったり、騙したり騙されたり、欲に弱い人間の特に強い欲求、承認欲求を描いた歌のように思えるんです。
長々と書いてすみませんでした。

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