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2008年4月27日 (日)

「熱病」

凄まれている、と思いたくなるほどドスの効いた低い声で発せられる「熱病」のフレーズが印象的な曲ですが、若さと無謀を謳う曲は多分に若さと無謀からはかけ離れがちだと思います。
何分、若さと無謀とは行動によってのみ示されるものであって、それを歌にして振り返ってしまえば、どうしても青春を回顧しているような雰囲気になって、むしろジジ臭くなるのは止むを得ない部分があります。

が、この曲の強力なところはそれを恐れることもなく、「僕達は熱病だった」と過去を振り返っていることで、そこにはなりふり構わず過去を懐かしみ、現在を悲しみ、未来を求める疲れ切って自棄になった中年の姿が見えるような気がします。

この曲は青春を謳った曲のように見えて、実際はバーボンハウスで飲んだくれて騒ぐ中年とその迷妄を歌った曲のように思えます。最後の「熱病」のフレーズはそういう大人たちのため息のようなものなのかも知れません。

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