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2006年12月 9日 (土)

「根雪(ねゆき)」

声は低く震え、静かに響いて、透き通るように寒い街の雰囲気そのものといった印象です。
このままギター一本で曲が終われば、歌は美しい結晶として完結したはずです。
なのに何故あの破壊のような後奏が?

実際のところ後奏の意味など考えてもわかるはずなく、中島みゆきがちょっと後奏をつけてみたかっただけ、ということは十二分にあり得ます。

しかし、筆者は最後の「あんたなんか」から後奏への瞬間に自棄の想いを感じました。最初は必死に整理しようとしていた感情を結局は終わらせることができず、最後の瞬間に理性の堰が決壊し、後は感情の奔流に身を任せた。そんな感じです。
極言すれば、その瞬間までの部分は全て前振りである、と言えます。

どんな気持ちにも終わりはあるはずですが、少なくとも今この瞬間は全く忘れられていない。そんな不意に襲ってくる感情を捉えた曲ではないかと思いました。

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